大切なのは回数や重さだけではない

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腕立て伏せを100回以上楽にできる人や、100kg以上ものバーベルを扱える人には、すごい筋力があると思ってしまいがちでしょう。こうした数字をすごいと思い、目標にするというのは確かに大切かもしれません。しかし、回数や重量だけが大切というわけではない事を知ってもらいたいのです。同じ重さでも、肘を曲げるか伸ばすかで、支点から作用点までの距離、つまりテコの長さは変わってきます。この距離が長い程負荷は大きくきつくなります。ウエイトと距離を調節し、標的となる筋肉にしっかりきかせる事がトルクコントロールの狙いです。むやみに重さや回数を追究せず、効率的に筋肉を付けられるように、トルクコントロールをしっかりマスターしておくと良いでしょう。